超言理論

特に益もない日記である

初志貫徹できない奴はなにをやってもダメ

昨日はラーメンが食べたくなったのでラーメン屋に行った.

おすすめメニューのまぜそばを食べた.

結局ラーメン食べたい欲がみたされず,今日もラーメン屋に行ってラーメンを食べた.

初志貫徹してラーメン屋でラーメンを食えない奴はなにをやってもダメ.

JSAI2023に行ってきた

JSAI2023に行ってきた。
育休から復帰して初の学会参加は人工知能学会@熊本城ホールでした。


特にあれこれ書く気はないので、会期中の注目事項TOP3だけ書いて終わりにしようと思います。

3位:対話システム研究者懇親会

おかげさまで今年も無事に対話システム研究者懇親会を開催し、12名の対話分野に関係する研究者の皆様にご参加いただきました。
オフレコの腹を割った議論で楽しく親交を深めることが出来ました。

2位:「Transformer黎明期にアーキテクチャを触った者にしかわからない苦労がある」

某氏と夕飯を食べた時に出た話で、「Transformerが初めて登場したとき、Transformerのアーキテクチャをいじって性能を上げようとした人間は皆、『元々のTrasnformerから性能が上がらない』とか『このタスクを解くのに明らかに特化したアーキテクチャよりもTransformerの方が性能がいい』というある種の理解困難な経験をしている」と言う話をした。
(「Transformerのアーキテクチャをいじって成果が出るのは、神か(色んな意味で)神の手を持つ人間だけかもしれない」と言う話もした)
私もTransformerが初めて登場したとき、そのアーキテクチャをいじってより良い結果を得ようと考えた人間の1人であり、当然、この理解困難な経験を持つ1人である。
当時は上司から「なぜダメなのか」「なにがダメなのか」「なんとかならないのか」と色々聞かれ大変困ったのを思い出す。

某氏も同じようにアーキテクチャをいじったがなかなか改善しなかった、という経験があるといっていて、この言葉を聞けたのが良かった。(基本的に某氏はJSAIにこないので)久しぶりに会ったが、非常に良かった。

1位:「あなたの研究めちゃくちゃ面白いですね」

学会発表後、何人かの方から「研究めちゃ面白いですね」と言ってもらえたので、私は満足です。これからも続けます。
発表内容はこちら。
confit.atlas.jp

留学を終えて思っていたことは

昔の話になるが,博士後期課程2年の時に南カリフォルニア大学に数ヶ月ほど滞在した.
だいたい2015~2016年くらいの話である.
留学記録や「てほどき」みたいなものは世の中にたくさんあると思うのであれこれ書かないが,そう言ったものを読んで留学した上で思ったことを書いておこうと思う.
(もっと後輩らの役に立つことを書こうと思っていたんだけど,時間が経ってしまって役に立つようなことは忘れてしまった.)

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2016年、一人暮らし大学院生が買ってよかったもの

ちょっと2016年を過ぎてしまいましたが、2016年に買ってよかったと思うものを書いていこうと思います*1
主に生活用品ですね。

1. 家庭用製麺機

フィリップス 家庭用製麺機 ヌードルメーカー HR2369-01

フィリップス 家庭用製麺機 ヌードルメーカー HR2369-01

これはL.A.に留学している時に知り合った学生とThanksgiving Dayにラーメンを作った時に初めて使ったんですけど、正直めちゃくちゃ驚きました。
自分の中の家庭用製麺機のイメージは、コシのない麺状の小麦粉の塊が出てくる(もしくは、めちゃくちゃ苦労して小麦粉を練って、パスタマシーンで麺状に切る)印象でした。でも、今時の製麺機は手間に対して品質がめちゃいいんですね。
麺を2~3人前作るのにもたかだか5分くらいでできますし、麺の太さも太めから細めまでアタッチメント一つで変えられるのでかなり便利です。それに、作った麺は適当に打ち粉をつけてラップかジップロックに詰めて冷凍しておけば、市販の冷凍うどんみたいに鍋にそのままブチ込むだけで食べられます*2
日本に帰ってきてから買って何度かラーメン作って食べましたけど、最高でした。


2. 寸胴

業務用アルミ寸胴鍋 24cm

業務用アルミ寸胴鍋 24cm

製麺機を買ったら当然寸胴も買いますよね。
ということで寸胴買いました。これでスープを作りますが、サイズ的にはやはり家庭用という感じなので、豚骨(特にげんこつ)を煮るのは厳しいですね。
そういう時は鳥の手羽です。白湯も清湯も両方できるし、失敗はしにくいし、味噌でも醤油でも塩でも合いやすいのでオススメです。

3. ミキサー
ミキサーにもいろいろあるんですけど、うちにあるのはこれです。

ミキサーはかなりオリとか繊維が残ってしまい、ジューサーはいい感じにできるけど掃除が面倒臭いイメージだったんで、どっちも敬遠してました。でも、牛乳や豆乳と一緒にミキサーにかけたらスムージーが作れて便利で簡単、と聞いたのでミキサーを買ってみたんですが、確かにその通りでした。
いつも朝は食べないか、腹持ちの良さそうなジュースやゼリーだったんですが、ミキサーを買ってからは、適当な野菜や果物(もっぱらバナナ)と豆乳でスムージーを作って飲んでます。
以前飲んでたこれも美味しくて腹持ちがいいんですが、スムージーのほうが安いですね。スムージー以外にも、りんごとかイチゴとかと梅酒とかワインとかのお酒と氷をミキサーにかけたらいい感じのカクテルができるので、それも時々飲んでます、健康的。
あと、このミキサー貧相な見た目に反してコーヒー豆や干し小魚なんかも粉砕できる以外と強力なやつで、料理(ミンチ作ったり、パスタソース作ったり)するのにも結構役立ちます。洗うのちょっとめんどいけど。


4. Fitbit
自分が買ったのはChargeなんですが、これはちょっと失敗でしたね。

これの新しいモデルのCharge2かAltaBlaze*3を買ったほうが良いと思います。理由は簡単で、ディスプレイが大きくて、モバイルから受け取れる通知や情報が全然違うからです。
Chargeは運動量や睡眠時間を計測するFitbitとしての機能には問題ないのですが、携帯電話の着信やメール、Twitterなんかの通知を受け取るためにはChargeだと不足(もしくはそもそも受け取れない)です。
なので、もし買うならCharge2かAltaBlaze*4をオススメしますね。


5. Fitbit Aria

これもFitbitなんですが、こっちは体重計です。先生から「30になってから体(主に腹)をなんとかしようと思っても遅い」みたいなことを言われたので、ちょっと気をつけるために体重計を買いました。
これ結構便利で、体重計で計った体重と体脂肪は自動でfitbitのサイトに記録されて、どのくらいの期間でどのくらいの体重変動があったのか簡単にわかります。本体のサイズも薄いのでその辺の棚とかに立てて入ります、さらに軽いので取り出すのも苦ではありません。常に設置するスペースがなくても問題なし。
ちなみに、さっき書いたスムージーを飲み続けたら3kgくらい痩せました。


6. ノイズキャンセリングヘッドホン

いろいろ種類があると思うんですが、とりあえずノイズキャンセリングヘッドホンというのを試してみたくてこれを買いました。
とりあえず使った感想としては、ノイズキャンセリングはかなりノイズが消えます。研究室で研究している時に聞こえるノイズ、例えば遠くの話し声や近くの人のキーボードのタイプ音、パソコンのファン、足音なんかはだいたい消えます。近くで話していたり、大声を出されたりすると消え切りません、あと高音(ビープ音とか)はあまり消えませんね。また、着けてる感じとしては、普通のヘッドホンよりちょっと重いですが気にならないレベル、あとは密閉性が高くて個人的には好みです。
研究室で使うために買ったんですが、このノイズキャンセリングヘッドホンをつけてゲーセンで音ゲーするとめちゃくちゃよく聞こえます(ちょっとゲームの効果音の一部が抑圧されてる感じもしますが、そもそも非ノイズ環境で生の音を聞いたことがないのでわからない)。
ノイズキャンセリングヘッドホン、めちゃ快適ですね。
あと、これに追加してiPodで音楽を聞く時のために、ネックストラップも買いました。
Simplism Lightningコネクター用ネックストラップ ブラック  TR-LSI-BK

Simplism Lightningコネクター用ネックストラップ ブラック TR-LSI-BK

こっちもオススメです。


7. ロードバイク
そうです、口車に乗ってロードバイクを買いました。

KHODAA BLOOM(コーダーブルーム) FARNA SL のアルテグラを買いました*5
運動全然してないんでキッツイんですけど、めっちゃ楽しいです。


以上7品でした。それではみなさま、よい2017年を。

*1:2017年1月16日23:16 あまりにもブログを書くのが久しぶりすぎて、リンクの貼り付け方を間違えていたので修正しました。

*2:もちろんスープはいりますけど

*3:2017年1月16日23:16 間違えてました

*4:2017年1月16日23:16 同上、間違えてました

*5:ここで出しているAmazonの商品とは異なります。あと、自転車はAmazonじゃなくて専門店で買ったほうがいいです、絶対。

NLP若手の会(YANS2015)に行ってきた

またかと思いましたか、それとも次こそ誤字かと思いましたか。
いいえ、これも正真正銘2015年に書きそびれたNLP若手の会の参加記録です。
こちらも書けなかったんですね、つまり供養です、内容はないです。


去年に引き続いて、NLP若手の会は合宿形式の1泊2日で開催されました。
去年は関東での開催だったので、今年は北陸、関西など色々な候補地が上がりました。
候補地の一つ、石川は自分の出身地で、お酒も食べ物も温泉もサイコーなので、ぜひ開催したい場所の一つでした。
そして、タイミングよく北陸新幹線開通の年*1というのもあって、石川の七尾 和倉温泉 ホテル海望で開催することになりました。
もう今年ことはめちゃくちゃ働いて働いて働き通すぞ!と思ったんですけど、実際はジャーナルの締め切りが下見に被ったり、ポスターの印刷を頼まれて前日入りして会場整備できなかったりなどなど、結局全然働けず結局なんのために委員になったんや……という感じになりました。始まる前からつらみが。いやでも始まったら普通に委員の仕事するから!!!と思って乗り切ります。

といっても、始まってからは普通に(アクティビティに参加したり温泉入ったりするのに)忙しいし、自分のデモ発表もあるしで忙しくて、気がついたら2日間が終わってました。仕事?なにそれ知らん。
自分のデモ発表では、今年こそ対話システムの発表をして、実際に対話システムでなにが問題で、どんな課題があるのかを話したくて、留学の準備しながら必死でデモシステムを作ってました。
発表したのは「快適度推定に基づく用例ベース対話システム」というやつで、これYANSと同時にジャーナルを書いてちょっと前に通りました、良かった*2
でも、デモ発表は歌詞生成がヤバかったですね、ヤバかった(褒め言葉)。

この時点で自分はD2だったんですけど、研究室内には関連する研究をしている同期とかはいなくて、正直周りがどうなっているのかわからず、(特に、就活が始まるので)結構焦ってたんですけど、YANSは同世代くらい(からちょい上)の人がたくさんいて、親身になって話を聞いてくれて、相談に乗ってくれるので、研究以外の事もたくさん話しました。
卒業したら研究がしたいのか、どんな分野に関わりたいのか、開発はしたいのか、何年くらい働きたいのか……正直、将来をまともに考えていなかった自分にとっては、将来に関する話ができる研究室外の同年代、年上の相手がいたのがYANSで最高の経験だったと思います。
就職先、今後の進退について最も影響を与えたのはきっと2015年のYANSと留学でした。


本題に戻して、結局YANS2015もあまり働かず、忙しくアクティビティを遊び倒して温泉入って帰ってきたわけですけど、最後に胸を張って働いたと言えるのは会場の後片付けと荷物の配送(全員電車の関係で帰ったけど、自分は実家に泊まるので夕方まで待って会場の荷物を送って帰った)。
これでやっと自分が委員だった時のYANSが終われる。


YANS、結局委員の仕事はあんまりできなかったように思えます。
今はもう委員は委員長の推薦で選ばれますが、多分その方式だと自分が委員になることはなかったでしょう。
そんな最後の後任推薦で委員になって、YANSに参加する縁を持てたことは、きっと自分にとって幸いだったと思います。
2年間ありがとうございました、とても楽しかったです。
これからもこの最高に楽しいYANSが続いていきますように、これからは一参加者として盛り上げられたらいいなと思っています。

*1:と言っても自分は北陸-関西なので関係ないんですが

*2:快適度推定に基づく用例ベース対話システム


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