超言理論

特に益もない日記である

大学で受講して楽しい講義

大学に入って受けた楽しい講義をちょっと紹介。
あと、楽しいとは何か、を考えます。

視覚機構

視覚情報や視覚認知、視覚機構といった講義。
3回生向けの視覚機構を履修しました。内容としては人間や動物の目(眼球の構造、視覚)に関する講義。
大体講義を聞いてレポートを提出するだけの簡単な講義と言われているそう。

ただ、レポートの評価方法がかなりユニークで「内容が事実に基づいていなくても、着眼点や切り口が面白ければ点数が出る」らしいです。
ただ、理論的、常識的なところは確実に守らないとだめですけれども。

調べて書くレポートばかりやってきた理工系の学生にとってはある意味面白いレポートではないでしょうか。

情報キャリアデザイン

2回生向けの職業とは何か、働く意味とは、キャリアを持つとはどういうことか。といった内容の講義。
出席点とレポート点による評価。珍しいのはレポートの評価方法。
自分の書いたレポートを他人にランダムで配布し、受け取った人が評価をつけて次の人に回す、という。
最終的に「自分が自分のレポートに対してつける評点」、「他人が自分のレポートに対してつける評点」、「教授が自分のレポートにつける評点」の3つを総合的に評価して点数がつきます。

このレポートも、内容が「貴方にとって職業とは何か」とか、事実に基づく必要のないある意味観想的なレポートなのであまり苦労しないと思います。

言語理論

2回生向けの高難度(?)な講義。オートマトンとか言語の正規表現とかいろいろ学習する。
一応、高専の時に習ったコンパイラ系の授業の復習になる。
これのなにが物珍しいって講義のテキスト、レポート、試験が全て英語であること。
英語で何かを学ぶということが重要だそうな。
とりあえずレポートも英語で書いてます。

何が楽しいのか

ボクの中である種の楽しいことというのは、レポートを書くこと。
しかし、それには理由があります。情報メディアのレポートを書いていて思ったのです。ボクは、劣等感が強い。だから、レポートを書き、評価が行われ、他人よりもいい評価をもらうことで何とか自信を維持している。
そして、逆に評価を与えられないという恐怖心からレポートの提出や勉強をそれなりに強制させることができる。
役に立たないやつ、のレッテルを回避したいなんてとても低俗な思考から勉強をしているわけです。

聞いただけだととてもダメな人間に聞こえます。ちょっと言い方を変えて、「他人に認められるのが楽しくて勉強をしている」とでも言っておきましょうか。
いいと思うんです、そんなのでも。


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